2019 EMZ軽カー耐久レーシングゲーム Rd.6(6時間)最終戦 レポート (HSR九州)
12月15日、EMZ軽カー耐久レーシングゲームの第6戦(6時間耐久)が開催されました!
九州・山口から64台のマシンが集結!
そのうち初参加のチームは5台と、最終戦にふさわしい盛り上がりとなりました!
そして、今回のレースは、午前3時間、午後3時間の2ヒート制。
お昼に1時間のインターバールがあるので、マシンのメンテや作戦会議を行うこともできます。
当日の天候は見事な快晴で、日中は12月とは思えない暖かさ。
一緒にきたファミリーや仲間も、ピクニック気分で楽しめる、最高のイベント日和となりました。


▼ドライバーズ ブリーフィング(AM7:30~)






ドライバーズブリーフィングでは、ルールやサーキット走行の注意事項について説明が行われます。
走行中に出されるフラッグの意味や、ピットイン、ドライバーチェンジのルールなど、しっかり覚えてください。
▼ ピットロード整列&慣熟走行(AM8:40~)










まずは、スタート前の慣熟走行!
ピットロードに整列して、マーシャルカーを先導にスロー走行します。
同乗走行OKですので、チームのメンバーと一緒にコースを確認したり、
応援にきた友人やファミリーも一緒に、コースを楽しむことができます!
なお、このときのドライバーはファーストドライバーです。
慣熟走行後、同乗者は全員降りて、即スタートとなります。
▼1ヒート目START!(9:30)※予定より30分遅れとなりました。



マーシャルカー先導によるローリングスタート方式で、
コースを1周した後にマーシャルカーがピットに入り、
先頭車両がコントロールタワー横を通過したところからスタートとなります。
スタート直後はアクシデントが起こりやすいので、
安全マージンをしっかりとって、少しづつペースアップしていきましょう!
▼ピットイン・ドライバー交代








今回は「3分」「4分」のピットストップはありません。
オフィシャルが番号指定したピットへ向かって、ドライバー交代してください。
ドライバー交代の義務回数は10回以上で、女性ドライバーがいるチームは9回以上となります。
なお、このときにできる作業は、ホイールナットの増し締め、タイヤの空気圧チェック、ビデオカメラのメディア交換のみです。
エンジンや足廻りなどの重作業が必要な場合は、オフィシャルが指示する場所に移動して作業してください。
▼フルコースコーションイエロー(黄旗)






コースアウトしてコースに復帰できなくなったマシンを、速やかに助けに行きます!
車両に問題がなければ、そのままレースに復帰できます。
自走できない車両はピットまで牽引して、チームパドックにて修理が可能となります。
復帰するまでの間はイエローフラッグが出されて、ペースカー先導によるスロー走行となります。
この際ピットロードにいる車両は、シグナルが「青」になるまでコースインできません。
なお、ピットロードエンドシグナルの無視はペナルティとなるので十分気を付けてください。
▼1ヒート目ゴール!(PM12:10)




1ヒート目が終了するとピットロードに3列で停車し、この場で待機となります。
インターバル中は、この場でのジャッキを使用したメンテナンス作業もOKです。
▼ランチタイム!














お楽しみのランチタイム!
パドックではバーベキューやお鍋などなど、家族や仲間と一緒に楽めるのもこのイベントの魅力!
また、ベーカリーやタコス、カレーライスなどの出店ブースも大人気!
そして今回は、車好きにはたまらないアイテムが揃った出店ブースもありました。
▼2ヒート目START!(13:00)




インターバルが終了し、2ヒート目のスタートです。
1ヒート目にゴールした順位で並べ替えを行い、ローリングスタートとなります。
▼給油




給油をする場合はピットイン時にオフィシャルに「給油」と伝えてください。
まずは給油量が決まるクジ引きを引いていただきます。
今回は、ビンゴで「8・9」が出れば20L、「5・7」だと15L、ほかの数字は10L。
「運があれば勝てるかも?」といったゲーム制をもたせています。
▼レース終盤








レース終盤になるにつれて、チームもギャラリーもヒートアップ!
残り時間と、ピットインの義務回数をチェックしながらゴールを目指しましょう。
なお、シケインに設置しているパイロンを倒すと、今回から2周減算のペナルティとなります。
とくに終盤でのペナルティは心が折れてしまいそうなので十分に注意して走行してください。
▼ゴール!(PM16:10)



チームの皆さん、最終戦お疲れ様でしたー!
6時間の長丁場だからこそ、完走するだけでも感動します!
仲間と一緒に喜びを分かち合うのも耐久レースの醍醐味ですよね。
▼表彰式&ジャンケン大会














最終戦の表彰式は、通常のクラス別表彰と年間表彰があります。
上位チームに楯やトロフィ、景品が贈られます。
そして、イベントの最後を盛り上げるジャンケン大会!ギャラリーも参加OKです!
賞品は、熊本・阿蘇のフルーツや、南阿蘇の蕎麦、馬刺しなどなど美味しい食材がテンコ盛り!
さらに、スピードマスターさんから、高品質オイル添加剤を30缶と大盤振る舞い!
そして最終戦の特賞は、アルミホイールなんと2セット!
最終戦らしく大盛況のうちに幕を閉じることができました。
<初参加チーム インタビュー>
■チーム名: 九州産業大学(ターボBクラス)

九産大の自動車部6名プラス助っ人2名、計8名で初エントリー!「普段はジムカーナやってるんですけどサーキットは初です!チームで参戦できるレースにチャレンジしたかったんです!」と発起人の部長。マシンは今回ベテランチームからレンタルして、全員しっかり走行できて完走することが目標とのことでしたが、見事完走できましたね!次回も期待してます!


■チーム名: バイクマン (ターボBクラス)

バイク屋さんのオーナーとお客さん10名で初エントリー!さらに2名は女性ドライバー!以前、オーナーさんが別チームで参加して面白かった思い出もあって、今回たまたまベース車両を入手して出場を決意。メンバーはバイク乗りオンリーで即決まったそうです。「ドライバーよりもクルマの耐久性が心配で…一応メンテはしてきましたけど...」と、まさかのその不安が的中。レース終盤マシントラブルでリタイヤとなってしまいました。でも、これも良い経験ですよね!次回はしっかり準備して完走ですね!


■チーム名:モー太郎 (660Cクラス)

車屋さんの社長&社員7名で初エントリー!うち女性ドライバー1名!いつもはドリフトでオートポリスを走っていて、耐久レースは初とのこと。「仲間と一緒にレースしたくてですね~」と、今回、取引先の方からこのイベントを教えてもらって出場を決めたそうです。マシンは足回りとマフラーを交換したのみで、ひとまず様子をみて次回につなげるというのが今回の目標とのこと。で、その言葉とおり見事に完走!今後のステップアップが楽しみですね!


■チーム名:ユーロトランス (660Cクラス)

職場仲間5名で初エントリー!「数年前からずっと出場したかったけどいろいろあって、やっと重い腰を上げました!」と、みなさん初参加ながら少しだけモータースポーツかじっているそうです。マシンはオークションでなんと4000円!ですが、エンジンオーバーホールと足回りを交換してしっかりメンテ済。「順位うんぬんは来年の話!今日は無事に最後まで走ります!」と、おっしゃる通り、堅実な走りで見事完走できましたね!来年期待できそうですね!


■チーム名:九州爆笑族 (660Cクラス)

バイクツーリング仲間なんと14名で初エントリー!うち女性ドライバー1名!メンバー全員クルマでのサーキット走行は初!今回、他のチームからのお誘いで、マシンもレンタルできるということで参加。「いや~無理矢理に参加させられたんです!」と、いいつつも今回の目標はクラス優勝!と、ホンキなのかジョーダンなのか…^^。で、結果はドライバー全員ちゃんと走行できて、しっかり完走できました。次回もぜひ大人数で参加されてください!


今年1年、たくさんのご参加をいただき誠にありがとうございました。
また来年も、引き続きよろしくお願い致します。