2018 EMZ軽カー耐久レーシングゲーム Rd.6(6時間) レポート (HSR九州)
12月9日(日)EMZ軽カー耐久レーシングゲームの第6戦(6時間耐久)が開催されました。
2018年シリーズ最終戦も満員御礼の68台のマシンがエントリー!
曇り空で気温も低く、寒い一日となりましたが、マシンにとってはグッドコンディション!
レース中盤には赤旗が出てしまい、一時中断するシーンもありましたが、
大きなトラブルもなく、最終戦の長い一日を存分に楽しめたのではないでしょうか。


▲ピットロード出口付近を先頭に68台のマシンが、ずら~りと並びます。
AM7:20 ドライバーズ ブリーフィング








ドライバーズブリーフィングでは、ルールやサーキット走行の注意事項について説明が行われます。
走行中に出されるフラッグの意味や、ピットイン、ドライバーチェンジのルールなど、しっかり覚えてください。
なお、車両ゼッケンは、左右ドアとボンネット、リアの計4ヶ所に貼って、
車内にも、ドライバーから見える位置に支給したゼッケンシールを貼ってください。
安全にレースを楽しめるような、ルール作りを目指していますので、
不明な点は、気軽にオフィシャルにお尋ねいただくか、
他のチームに声をかけて、ルールを確認しあうのもオススメです。
▼AM8:30 ピットロード整列&慣熟走行








まずは、スタート前の慣熟走行!
ピットロードに整列して、マーシャルカーを先導にスロー走行します。
同乗走行OKですので、チームのメンバーと一緒にコースを確認したり、
応援にきた友達や家族と一緒に、コースを楽しむことができます!
なお、このときのドライバーはファーストドライバーです。
慣熟走行後は同乗者は全員降りて、即スタートとなります。
▼9:15 6時間耐久レースSTART!



第6戦!6時間耐久レーススタート!
とくに今回は路面温度が低く、最初は滑りやすいので、
スタート直後は安全マージンをしっかりとって、少しづつペースアップしていきましょう!
▼ピットイン・ドライバー交代






今回は「3分」「4分」のピットストップはありません。
オフィシャルが番号指定したピットへ向かって、ドライバー交代してください。
ドライバー交代の義務回数は10回以上で、女性ドライバーがいるチームは9回以上となります。
なお、このときにできる作業は、ホイールナットの増し締めと、ビデオカメラのメディア交換のみです。
エンジンや足廻りなどの重作業が必要な場合は、オフィシャルの指示に従って、
チームパドックまで車両を移動して作業してください。
作業を終えてレースに復帰する場合もオフィシャルの指示に従ってください。
▼フルコースコーションイエロー(黄旗)




コースアウトしてコースに復帰できなくなったマシンを、ただちに助けに行きます!
復帰するまでの間は、イエローフラッグ(静止)が出されて、ペースカー先導によるスロー走行となります。
また、シケインに設置しているパイロンが倒れた場合も、イエローフラッグが出されるのでご注意ください。
▼給油




給油にもゲーム制をもたせて、クジ引きで給油量がきまります。
今回は、ビンゴで「3・7」が出れば20L、「2・5・8」が出れば15L、それ以外は10Lとなります。
稀に給油の渋滞が出来てしまうため、給油するタイミングも作戦を立てましょう。
▼パドックでは・・・






チームパドックでは、応援にきた家族や仲間と一緒に盛り上がり~!
バーベキューやお鍋、カレー、炊き込みご飯などなど、
ピクニック気分で、ランチタイムを楽しんでいました。
また、移動販売の「うさぱんベーカリー」さんや、「TACO RICO」さんも大人気!
お馴染みの「EMZカレー」もあったりで、お祭りのような楽しい雰囲気となりました。
※通常パドックは火気厳禁ですが、EMZのイベントに限り特別許可をいただいています。
なお、会場はすべて禁煙となっていますので、煙草は所定の喫煙所でお願い致します。
▼赤旗レース中断




レース中盤にコース上にオイルが・・・
スリッピーで危険な状態になるため「赤旗」が出されレース中断。
全車ピットに戻って、コースが安全な状態に復旧するまで待機となります。
同時にどの車両がオイル漏れをしているかチェックも行い、対象車両は整備してもらいます。
1時間弱でコースの復旧が完了して再スタート。ゴール時間が15分延長されました。
▼レース再スタート→終盤








レース終盤になると、順位争いにも熱が入ります!
ギャラリーも一緒に盛り上がり、ゴールを目指します。
パドック1階にあるモニターでは各マシンの順位がタイムリーに確認できます。
なお、ゴール5分前にはピットエンドがクローズされますので、
ピットインの義務回数や給油を早めに済ませるように心がけてください。
▼ゴール!(15:30)



最終戦の6時間耐久レース終了!お疲れ様でしたー!
赤旗中段で少しロスがありましたが、大きなトラブルもなく、
安全に楽しいレースを満喫できたのではないでしょうか。
▼表彰式&ジャンケン大会













表彰式では、クラス別の上位チームに楯と景品が贈られます。
入賞できなかった全チームにもお土産をご用意しています。
また、今回は各クラスの年間シリーズチャンピオンと、
シリーズ総合ポイントによる上位10チームの表彰がありました。
そして、イベントの最後を盛り上げるジャンケン大会!ギャラリーも参加OKです!
賞品は、熊本・阿蘇のフルーツや馬刺しなどの食材がテンコ盛り!
そして、特賞のKカー用のアルミホイール4本は、なんと今回は2セット!
最終戦にふさわしく最後を盛り上げての閉会となりました。
<参加者インタビュー>
■チーム名:SS Racing(660Bクラス)

カーディーラーの営業マンと、そのお客さま5名で初エントリー。代表ドライバーはモータースポーツ経験も豊富とのことでしたが、3名は初心者とのことで、最初は緊張しつつも走り終えるとイキイキしていたそうです。今回はお試しとのことで最後までしっかり走り切って、来年はフル参戦するとのこと。期待してます!


■チーム名:ミシマレーシング応援団(660Aクラス)

オートポリスで「スーパーFJ」を走らせているレーシングチーム。といっても、その応援団というドライバー4名で初エントリー。数十年ぶり?の熟年ドライバーとのことでしたが、途中1名は体力の限界でリタイアして、その息子さんにチェンジ。で、結果はなんと初参加でクラス優勝!スゴすぎです!おめでとうございます!


■チーム名:チームワイワイ(ターボAクラス)

ドライバー3名で1年ぶりにエントリー!1番若い方に話を聞いたところ「ドライバーは父親の友達2人とボクです」と、なんとも不思議な組み合わせ^^ 車の仕様は1年前と変わらずメンテナンスをしっかり行って上位を目指すとのことでしたが、結果は惜しくもクラス9位・・・次回リベンジですね!


今年1年、たくさんのご参加をいただき、誠にありがとうございました!
来年は少しだけルールを変更して、引き続き開催しますので、宜しくお願いいたします。
次回開催は、2019年2月10日(日) 3.5時間耐久です!
たくさんのエントリーお待ちしております!